倭姫宮
創建年代 | :大正12年(1923)11月5日 |
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鎮座地 | :三重県伊勢市楠部町5 |
御祭神 | :倭姫命(やまとひめのみこと) |
倭姫宮は、皇大神宮(内宮)の別宮で、おまつりする神様は倭姫命(やまとひめのみこと)です。
倭姫命は天照大神の御神教(みおしえ)をうけて約二千年前に、五十鈴川の川上、現在の場所に皇大神宮をご創建されました。
大きなご功績をお遺しになられた命の御徳をお慕いして、大正の初年から神宮司庁と宇治山田市(現在の伊勢市)が命をまつるお宮の創建を請願してきましたが、大正十年一月四日、皇大神宮別宮として倭姫宮のご創立が許可され、同十二年十一月五日に御鎮座祭が執り行われました。
神宮には、別宮・摂社・末社・所管社の諸宮社があり、ご由緒は極めて古く、奈良時代以前に遡るものが多いのですが、倭姫宮は、創立が極めて新しいのです。
境内のご案内
御社殿の構造は内宮に準じ、神明造りで南面。御屋根の鰹木は六本、東西両端には、内宮と同じ内削ぎ(水平切)の千木が高くそびえ、周囲には瑞垣、玉垣の御垣があり、瑞垣御門と鳥居があります。
正殿横の空地は古殿地といい二十年に一度新しい御社殿を建て替えて、神様のお遷りを願う式年遷宮の御敷地です。
宿衛屋では御神楽・御饌(みけ)殿の取り次ぎ、また大麻・守祓の授与、参宮証印の押捺等をお取り扱いしております。
なお、宿衛屋の西側には参道を隔てて祓所、手水舎、祭器庫などがあります。
年間行事
倭姫宮では正宮に準じた祭事が行なわれ、祈年祭、月次祭、神嘗祭、新嘗祭の諸祭には皇室からの幣帛(へいはく)が供えられます。
1月1日 | 歳旦祭(さいたんさい) |
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1月3日 | 元始祭(げんしさい) |
2月11日 | 建国記念祭(けんこくきねんさい) |
2月20日 | 祈年祭(きねんさい) |
5月14日 | 風日祈祭(かざひのみさい) |
6月24-25日 | 月次祭(つきなみさい) |
8月4日 | 風日祈祭(かざひのみさい) |
10月24-25日 | 神嘗祭(かんなめさい) |
11月26日 | 新嘗祭(にいなめさい) |
12月23日 | 天長祭(てんちょうさい) |
12月24-25日 | 月次祭(つきなみさい) |
アクセス
公共交通機関のご案内
<電車で>
- 近鉄特急 京都駅より宇治山田駅まで 2時間10分
- 近鉄特急 大阪 ・上本町駅より宇治山田駅まで 1時間50分
- 近鉄特急 名古屋駅より宇治山田駅まで 1時間30分
- JR快速 名古屋駅より伊勢市駅まで 1時間37分
<駅から>
- 近鉄宇治山田駅・JR伊勢市駅より徴古館経由の外宮内宮循環バスで徴古館前下車徒歩3分
(伊勢二見鳥羽周遊バス『CANばす』利用なら徴古館下車徒歩1分で便利です) - 近鉄宇治山田駅よりタクシー5分
<お車で>
大阪方面 西名阪自動車道~名阪国道~伊勢自動車道 約2時間30分
名古屋方面 東名阪自動車道~伊勢自動車道 約1時間40分
伊勢自動車道 伊勢インターチェンジより3分